配管工は1.7%不足 8職種全体傾向は75カ月連続不足 9月の建設労働需給
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国土交通省がまとめた9月の建設労働需給調査結果によると、配管工の過不足率は前月(0.9%不足)から0.8ポイント不足幅が拡大し1.7%不足であった。型わく工、とび工、鉄筋工、電工などを合わせた8職種の平均は75カ月連続で不足傾向を示し(1.5%不足、前月比0.4ポイント拡大)、8職種とも不足傾向にあり、特に不足率が大きかったのは左官の2.1%。過不足率の前年同月(8職種とも不足傾向)からの変動をみると、型わく工(土木)、鉄筋工(土木)の不足率が縮小、電工が横ばい、型わく同工(建築)、左官、とび工鉄筋工(建築)、配管工は不足幅が拡大した。配管工と電工を除く6職種の平均は1.8%不足(前月比0.4ポイント拡大)。
東日本大震災の影響が大きい東北地方の状況をみると、8職種では1.9%不足、6職種では2.6%不足で、8職種とも不足傾向だった。
9月の配管工の需給状況を地域別にみると、過剰だった地域はなく、不足だった地域は北海道(5.7%)、東北(1.2%)、関東(2.2%)、北陸(2.0%)、近畿(1.0%)、中国(1.8%)、四国(1.3%)、九州(0.4%)、沖縄(2.0%)、均衡したのは中部。
今後の需給見通しは、11・12月とも北海道で「困難」、9地域で「普通」。
管材新聞 2017年12月6日 第1722号より抜粋
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