5月新設住宅着工、5カ月連続増 持家・分譲住宅4カ月連続増、貸家15%増
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国土交通省が発表した5月の新設住宅着工戸数は、前年同月比9.8%増(5カ月連続増)の7万8728戸となった。持家と分譲住宅が4カ月連続で増加し貸家が7カ月連続増加した。
新設住宅着工数は2008年まで年間100万戸台を維持してきたが09年に77万戸台に落ち込み、以降小幅な回復が続き13年は約98万戸まで持ち直した。14年は再び90万戸を割り込んだが15年は90万個に乗せた。5月の季節調整済み年率換算値は101万7000戸(前年同月比9万1000戸増)で、前月比では2万2000戸増(11.6%増)だった。同数値が100万戸を超えたのは昨年6月以来11カ月ぶり。着工床面積も4カ月連続で増加し8.9%増の651万6000平方メートル。
全建築物の着工床面積は13.9%増の1201万平方メートルで、2カ月ぶりの増加。このうち公共建築主分は55.5%増の68万平方メートルで4カ月ぶり増、民間建築主分は12.1%増の1133万平方メートルで2カ月ぶり増だった。
民間建築主分のうち、居住用は10.3%増の684万平方メートルで4カ月連続増。非居住用は15.0%増の448万平方メートルで2カ月ぶり増だった。
管材新聞 2016年7月13日 第1672号より抜粋
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